卒業式・入学式でもらった花束を長く残す方法|保存のコツと加工アイデア
卒業式や入学式で花束を受け取ったとき、「この気持ちごと、できるだけ長く残しておきたい」と感じた方は多いのではないでしょうか。生花はどうしても数日で枯れてしまいますし、せっかくの記念の花束をどう保存すればいいのか、迷ってしまうものです。この記事では、卒業式・入学式でもらった花束を少しでも長く楽しむコツと、ドライフラワーやキャンドルといった保存方法について、メリット・デメリットを交えながら紹介します。
卒業式・入学式でもらう花束、実はいろいろなシーンがある
花束をもらう機会は、卒業式の壇上だけではありません。
- 卒業式で先生や同級生から贈られる花束
- 部活動の引退試合・最後の大会で後輩からもらう花束
- 送別会・お別れ会で職場や仲間から渡される花束
- 入学式・入園式で保護者や祖父母から贈られる祝花
いずれも「区切りの瞬間」に受け取る花束という共通点があります。誕生日の花束のように毎年訪れるものではなく、その学校・そのクラス・そのメンバーでしか作れない一度きりの記念品だからこそ、「せっかくならきちんと残したい」と考える方が多いのです。
生花のまま少しでも長く楽しむコツ
まずは生花のまま、できるだけ長く美しい状態を保つ方法です。
- 持ち帰ったらすぐに水切りをする 茎の先端を水中で斜めにカットし、切り口の吸水面積を増やします。式典中に水を吸えていない時間が長いほど、傷みが早まります。
- 花瓶の水は毎日交換する 水が濁ると雑菌が繁殖し、茎が腐って水を吸い上げられなくなります。交換のたびに茎を1〜2cmずつ切り戻すと長持ちしやすくなります。
- 直射日光・暖房の風を避ける 卒業式・入学式シーズンは春先で寒暖差が大きく、暖房の効いた部屋に置くと想像以上に早く傷みます。涼しい場所に置くのがおすすめです。
- 市販の延命剤を使う 花屋で入手できる延命剤を規定量入れるだけで、水が傷みにくくなり、日持ちが数日延びます。
こうした工夫をしても、生花である以上、美しい状態が続くのは長くて1〜2週間程度です。そこから先は、別の方法で「形」を残すことを考える必要があります。
ドライフラワーにして残すという方法
生花のまま楽しんだ後の定番として、ドライフラワー加工があります。
作り方はシンプルで、花束を小分けにして輪ゴムで束ね、風通しがよく直射日光の当たらない場所に逆さまに吊るしておくだけです(ハンガードライという方法です)。1〜2週間ほどで水分が抜け、そのままの形を保った状態で乾燥します。
ドライフラワーのメリットは、特別な道具がなく自宅で手軽に始められる点、費用がほとんどかからない点です。
ドライフラワーにする際に知っておきたいデメリット
一方で、ドライフラワーには次のようなデメリットもあります。
- 色あせしやすい 特に赤やピンクの花は退色が早く、数ヶ月〜1年程度で全体的に茶色っぽくくすんでしまうことが多いです。
- かさばって置き場所に困る 生花の形をそのまま保つため、束の大きさによっては飾る場所を選びます。引っ越しや模様替えのたびに扱いに困るという声もあります。
- 湿気を吸うとカビや虫が発生するリスクがある 完全に乾燥しきっていない状態で保管したり、湿度の高い場所に置いたりすると、カビが生えたり虫がつくことがあります。定期的な状態確認が欠かせません。
- 崩れやすく壊れやすい 乾燥した花びらや茎はもろく、ちょっとした振動やほこり払いで花びらが落ちてしまうことも珍しくありません。
「せっかく残したのに、数年後には色あせて崩れてしまった」というのは、ドライフラワーではよくある悩みです。長期的に、かつ扱いやすい形で残したい場合は、別の保存方法も検討する価値があります。
形を変えずに残す選択肢「キャンドル加工」という方法
そこで近年注目されているのが、花束をそのままの姿でキャンドルに閉じ込めて保存する「保存キャンドル」という方法です。
生花やドライフラワーのように退色や虫害のリスクを気にする必要がなく、キャンドルという新しい形として、いつでも見える場所に飾っておけるのが特徴です。花瓶や吊るし場所を用意する必要がなく、棚やデスクの上にコンパクトに置けるため、置き場所に困りにくいというメリットもあります。
卒業式や部活動の引退、送別会、入学式でもらった花束は、その日限りの特別な贈り物です。ドライフラワーのように徐々に色あせていく過程を見守るのも一つの楽しみ方ですが、「もらった瞬間の姿にできるだけ近い形で、長く残しておきたい」という方には、キャンドル加工という選択肢もぜひ知っていただきたいと思います。
よくある質問
Q. 卒業式でもらった花束は、どのくらい経ってから加工を依頼すればいい?
A. 生花のまま楽しんだ後、できれば1週間以内にご相談いただくのがおすすめです。花の状態が良いうちに加工した方が、色や形をきれいに残しやすくなります。
Q. 部活動の応援用の花束(造花が混ざっているもの)でも加工できる?
A. 花束の構成によって対応可否が異なりますので、写真を送っていただいた上で個別にご案内しています。まずはLINEでお気軽にご相談ください。
Q. 複数人から花束をもらった場合、まとめて1つにできる?
A. 可能です。複数の花束から一部の花を選んで1つのキャンドルにまとめることもできますので、ご希望をお伝えください。
まとめ
卒業式・入学式でもらった花束は、水切りや延命剤で生花のまま楽しむ期間を延ばすことができますが、いずれ枯れてしまいます。ドライフラワーにすれば形を残せますが、色あせやかさばり、虫害のリスクとは付き合っていく必要があります。
「もらった瞬間の想いごと、きれいな形で残しておきたい」と感じたら、お花のキャンドル保存という選択肢もぜひ知っていただけたら嬉しいです。
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